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“噛まない子”“噛めない子”
朝食をもぐもぐくちにほおばりながら登校してきたり、小学校の高学年になりながら、サラダの人参やトマト、レタスが食べられなかったり、カレーライス等に少し大きめのじゃがいもが入っていると、「大きいから」といって食べない子供たちが増えてきています。
この子供たちが給食で食べ残したものを見ると、ほとんどが硬くて食べるのに時間がかかる食品ばかりです。
いったい子供たちに何が起こっているのでしょう。
今の子供たちは、離乳食から柔らかいものばかり与えられて、噛む習慣がついていない、いわば、
‘噛めない子‘‘噛まない子‘たちなのです。
噛まない習慣は、歯並びに影響を与えます。
噛む運動の不足から顎の縮小が起こり、永久歯が生えそろう時期には歯並びが整わず、歯列不正や上下のかみ合わせが悪い子が増えています。
いま、歯並びやかみ合わせの問題は、子供にとって、むし歯と同様に大変重要なものとなっています。
ヒトの歯は親知らずを除いて28本生えるようになっていますが、噛まなくても食べられる食事を取ることが増え、顎が小さくなって必然的に歯が生える隙間が足りなくなる叢生<そうせい>という状態が子供たちに起こっています。
2000年前の食事では、食べ物自体が硬く時間も一時間を越えて、噛む回数は、一回の食事で約
4000回だったと言われています。
それが現在では、600回位ですから、この2000年で約7分の1にまで減ってしまったのです。
その結果、徐々に歯も顎も小さくなるのですが、顎が小さくなるスピードの方が早くて、歯と顎の間に不調和が生じ、不正咬合の現代人が増えてきたというわけです。
また軟食文化の蔓延が、よく噛まないで食事する習慣を生み出し、不正咬合の増加に拍車をかけています。
子供の歯並びは親の歯並びと似ています。遺伝による部分があるのです。
その一方で、生まれてからの環境も大きく影響します。
このような傾向は、特に1965年以降に生まれた人に圧倒的に多く、歯科検診の結果、小・中学校では、平均して20%~30%の生徒に不正咬合がみられます。
さらに最近では、‘口が大きく開けられない。‘とか‘ものを噛むときに顎がいたくなる‘子供たちも増えています。
投稿者 admin : 2006年07月27日 19:22 : 矯正歯科・アクアシステム
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